岡田惠和さんの脚本のドラマって好きかもしれない

といっても、ちゃんと第一話から最終回まで観たのは
ドク
アルジャーノンに花束を
ホームドラマ!
銭ゲバ
泣くな、はらちゃん

しかない。

共通項として、出てくるひとびとが、みんなどこかしら善人もしくは本来善人だったよね、なひとだということ。
そしてある意味、救われるようなおわりかた。

ドク

芸能界に疎い私が、香取慎吾さんの演技を観てて初めて「このひとSMAPの人か!ベトナム人じゃなかったんだ!」と思った作品。
こんな切ない、胸が締め付けられるような最終回、ある?放送が終わっても何年もいまだに時々夢にみるし。

アルジャーノンに花束を

原作と違ってあんまり悲愴な結末じゃないし、セックスがらみの問題はさらっとエッセンスだけ残してある感じで、これはこれでチャーリィくんのパラレルワールドだと思って心痛めたり心あったまったりして観てた。
子供笑うな来た道じゃ。年寄り笑うな行く道じゃ。って諺も思い出される。どんな段階の人間にも彼ら彼女らなりに生き甲斐があって、主人公もそんな自分を最終的には許容でき、滅び行く脳なりに自分が世界に貢献できることに全力を注ぐ。それが肉親の心も変える。(これ、原作とは違う)
脳の状態による雰囲気の演じ分けがユースケ・サンタマリアさんの持ち味と合ってて、むこう十年以上私はユースケさんに夢中になるも、ママ友に全く共感されないという不幸を味わう。

ホームドラマ!
いしだあゆみさんナイスキャスティング!以下、略。

銭ゲバ

原作とは雰囲気ずいぶん違う。
蒲郡には幸せな人生があったはずなのに!放送が終わってからも私は彼を思って気がつくと泣いていた。松山ケンイチさんの役では、デスノートのLに次いで、好き。

泣くな、はらちゃん

略。もうね、観て!!

※追記。最近観た『おやじの背中』の第一話、これも岡田さんの脚本だった。これもすごく良かった。