ドラマ『ドク』のおさらいを久々にしたので感想の断片(ねたばれ有)

※ドクに関して自あかのついーとまとめと続きを書く

☆21年前に観て以来の大好きなドラマ『ドク』これをまた最初からおさらいしていたこの頃。今日、最終回まで観て、やっぱり大好き

☆最終回、ドクが「ユキ先生」じゃなく「ユキ」って呼んだあの場面むちゃくちゃ良い。「いろいろ悩んで迷って煮詰まってたけど、とうとうその境地に到達したんだね(涙)教師というより人としての彼女に、生徒というより人として伝えた言葉なんだね(涙)」って思った。

☆それと、メイも学ちゃんもナイスだった!彼も彼女も
「いろいろ悩んで迷って恐れてもがいてそして、とうとうその境地に到達したんだね(涙)人として友となったユキやドクに伝えた言葉なんだね(涙)」と

岡田惠和さんの作るストーリーが好きなんだ。登場人物はヒトだから、途中途中本末転倒なこと言ったりしたり、あ〜あ、なぜそんなんなってしまうんだよ、っていう酷いことして傷付けあっても、あとで乗り越えて高い次元に行く人々じゃん?心洗われちゃうわ

☆「ぼく、強いだけ違います…弱いです…」が最高過ぎる。最後の最後にこんな弱さあったのを見せまいとしてたのに見せてしまうドク最高過ぎる。っていうか、この時点までほとんど弱いとこユキに対して隠し切っていたドクが健気で泣ける

☆ってもうネタバレしてしまいそうだから日記にでも書く、そのうち、あとで、覚えてるうちに…

※ということでここに続きを書いておく。主に最終回についてだけど、これまでのことにも触れる『ドク』感想の断片。ねたばれ、なのでこれから視聴予定の人には読ませられない

あの時に学ちゃんが教えてくれなかったら、それでドクが行っちゃってたら、ユキは発狂しちゃってたかも。こわい。よくぞ。

ドクって大声出すときとか荒ぶるときって、いつもユキを守る時だったね

教室でみんな帰ったのに一人残ってしまって、最後に目に焼き付けるかのように、黒板の前のユキ先生のこと観てたあのドクの顔

メイの台詞「『ちゃん』やめてください。子供でありません」だったあの日から→「『メイ』で、いいです」への道程。うわあ、良い

ドクに香取慎吾さんを、ユキに安田成美さんを、学ちゃんに椎名桔平さんを、メイに菅野美穂さんを、キャストした人にありがとう言いたい

あとあのユキのお父さんも的確なことバシバシ言ってて、すごく良い

夏美も高校生らしい未熟さを持ちながら、でもシンプルに「(中途半端でも)幸せならいいじゃない」という核心的なことを、彼女だからこそ言えることを、言う、それも良い

1996年に1995年の雪のカレンダー貼ってる、これがユキへの思いだと人々にバレてるドクかわいい

雪、手で掴めません。掴むと消えてしまう。「だからキレイかもしれません」っていうドクのあの切なさ

メイの報告「最後、見てました」あれがなかったら、いったいどうなってたか。学ちゃんは勿論、メイ、グッジョブ。いじらしい娘だ。19歳、まだこれからだよ

学ちゃんも、ドクに出逢ったから新たな目標ができたようで良かった。それをユキにはまだ内緒にしてるの可愛い過ぎる

「笑顔、ステキでした…」ドク、あなたそれずっと覚えて…っていうか、その時からユキのこと好きでしょ絶対

水島先生も先生の立場を徹底的にまっとうしつつ、でも愛はあるんだ。

ドクは水島先生にまで箝口令敷いてたんだ。どんだけ。

そういう、あのように全面的に自分の事情をユキに対してだけ伏せてた理由というのが「こわかったです。ユキ先生にさよなら言う、できない、おもいました」なのが…愛しさの極み

パクさんのキャラも嫌いじゃないよ、相島さん上手い。本当に上手い

追記。あのユキの何気なきさよなら〜の声を受けて、教室を出て、背中で戸を閉めるあの俯いたドクの風情、胸が締め付けられ

☆自分が相手を愛することが、相手の生きる道を邪魔してしまうかもしれない、という懸念は、とても悲しい。愛することが確実に相手の幸せに繋がっていくという、その自信がないと、幸せになれない。そんなことを思って観るのがつらかったドク、特に第9話

そんな9話までの葛藤があったからこそ、最終回で彼や彼女が到達した心境を「良かった…」って思えるんだけどね

あのクリスマスツリーのシーンを、変にラブシーンのようにしなくて大正解だった。あの時のドクなら、ユキなら、あれ以外あり得ない



(※そのうちまたポロポロ思い出したら、ここに追加していくかもしれない)