仮面ライダー鎧武について自分の感想ツイートと、そしてツイートしなかった少しネタバレな物思い、 を、随時追記更新して置いておく場所

仮面ライダー鎧武について自分の感想ツイートと、そしてツイートしなかった少しネタバレな物思い、
を、随時追記更新して置いておく場所


フォロイーさんのお薦めにより仮面ライダー鎧武の前半辺りまで観ててつらくなり…あまりにも様々な考え方と感情のサンプルの数々…綺麗なものから醜いものまで、と、そのどちらにも分けられない数々…をこんなに見せつけられて…人類を脅かす危機に際しても人によってこんなに捉え方いろいろ過ぎ
https://twitter.com/komisokabot2/status/1409988129801441283?s=19

この番組で愛と残酷さ、あらゆる不条理、不条理を前にしたヒトの闇と光の混在するああいうの観て、勉強になり過ぎるだろう…少年少女は観終わって最終的に「うん、それでもなんだかんだやっぱり人間って良いな。世の中って良いな。」ってところまで果たして思えるだろうか小さなお友達たちには?

半世紀以上人間をやっていた私にさえこんな重い深いテーマてんこ盛りな鎧武、を幼稚園児や小学生は何を感じて観てたんだろう。ていうかどんな視聴者層が想定されてるんだろうね平成仮面ライダーシリーズ

…でも、フルーツが武具になるっていう突飛な発想が大好き(仮面ライダー鎧武)

そしていまのところ個人的には佐野岳さん演じる主人公の主張に大いに賛同共感してる私、彼にこの世で一番強力な拡声器をあげたいし彼に半沢直樹的な影響力を授けたい気持ちでいっぱいだ

希望を信じて人にもそれを伝えるヒーロー、によって傷つく人間がいるなんて…思いもよらなかった…本当に善悪とは一筋縄ではいかないね…

少しずつ観進めていて終盤に差し掛かって私の推し(仮)があんなことになって打ちのめされそう #仮面ライダー鎧武

真の救世主の精神について考えさせられる。人々を救うことに何の見返りも期待しないどころか、恩を仇で返され恨まれ疎まれてもなお、それでも人の幸せを祈れる、そんなヒーロー…でも彼だって弱いとこもあるヒトだもの、最初からそんな悟りの境地でいるわけないし

あと、自分とは相容れない考えの人々や自分よりも非力な人々への、向き合い方に、切り捨てる凡人なのか又は受け入れる聖人なのかという大きな差があるんだな…という辺りも、なるほどな…。こういう超人的な精神が、見た目普通のあの、はしゃいだり凹んだりする人間くさい主人公に見出されるの凄い好き

ただ、この主人公は自分の感覚(すべての人に分け隔てなく善かれと動くのが自然という感覚)を、他人も持っているだろうと信じてしまう度合いが半端ないが為に、どこまでも無慈悲で話し合いの余地もない人間が世にいるってことを認めたくない様子で、観ていてそれはつらい

対照的なのが光実くんの人間観なんだよな。だいぶ極端だけど、でも光実はお兄ちゃんからの長年の精神支配(生き方や価値観の束縛)に心が疲れきってた故に、舞さんという癒やしに心の拠り所を集中させてしまい、舞さんという人間そのものをも見失ってしまったんじゃないか…と感じる

※以下、ややネタバレ

お兄ちゃんはお兄ちゃんなりに真剣に人類と家族のことを愛する故にああなってああなっちゃったんじゃないかな

そんなお兄ちゃんに比べて凌馬だとかシドだとかは、人類を自己実現の道具くらいにしか思ってないでしょ、ヤダよな〜

シドの終わり方に胸がスッとしてしまった私にもまた、嫌いなものを切り捨てる残忍さがあるんだなと思い知らされて複雑な気持ちだ

光実くんが彼女を想う想い方というのは
本当に自分の都合の良い存在としての彼女を求めただけだったんだろうか?いやそれだけとは思いたくないな…
人形が欲しいだけだろうと
戒斗に指摘されていたけど
私は、
世の中の矛盾に心が疲労し過ぎて大切なものごと守りに入り過ぎて光実くんは、ああなってああなっちゃったんじゃないかなと思う

ところで先日、私はふと、あの7分の1問題について私なりに解決策(笑)を思いついてみたんだけど

あのグッズを7人分用意するのが物理的に無理なら
1人が自分自身と他の6人の為にできることを最大限それを使って実をアレに変えて貯めてあげて
それを7人でシェアすれば良いんじゃないの〜?
等と思いついて嬉しくなったが、
しばらくして「いや…やっぱり人間ってみんながみんな人に善かれと動いたり協力したりするわけないよな…きっとまた、自己中な人々が秩序を乱して争うんだろうな…」と憂鬱にもなった。

葛葉くんは、人類に対して「どうせヒトなんて自己中…うまく行くわけない…」って諦めることが、
ないんですかね…

そういう、どこまでもお人好しで希望を手放さないとこ、
光実から見るとイライラしちゃったんだろなあ

人類滅亡という大きな問題じゃなくても
常日頃から現実世界では
元は人を幸せにしたいというモチベーションで集った人々でさえ
こんなに、その手段とか方法論で意見が分かれまくってまとまりなくなるわけで
現実に新型コロナ感染症対策についてだってこんなに
反ワクチンやら政権批判やらデマやらなんやら、
善意に基づいた対立が起こってるんだもんな…(※2021年夏)

仮面ライダー鎧武の話に戻るけど

第40話の葛葉絋汰が、あの狡猾な緑のフェムシンムの策に打ち克ったのには、観てて拍手喝采だった…だけどそうやって身体も精神もヒトを超えざるを得ないのはヒトを救いたいから且つそれが絋汰自身の為の望みだと言うんで、切なくなっちゃった

やあ…それにしてもあの緑の憎いヤツの作ったアレ、どんだけ意地悪なの…?絋汰が犯してしまった罪という傷を抉るような演出を仕掛けてくる。本当に慈悲がないどころか人を苦しめることが楽しいのだな

ノアの箱舟的に選んだ人間だけを守りたいって言ったってさ…その選ばれた人が生きて来られたのは、選ばれないあらゆる人々の働きが集まった世界に支えられていたからだよ…貴方の服も食べ物も水も電気も貴方の知らない人が頑張ったから…貴方如きの主観で誰かの価値なと決められるのか
(※呉島家のあの人々に言いたかったこと)


駆紋戒斗の、強さ至上主義も、別に悪いものとは思わない。生物はそうやって進化して来たわけだし。あと戒斗の考える「強さ」は、他者を踏みにじるものではないし卑怯さとは対極だし、それに舞の精神的な強さというか人を笑顔にする心意気をも「強さ」と認めてるあたり、体力バカとは一線を画す

…のだけれど、戒斗と絋汰とどっちの側にいて居心地がいいのかって言ったら、私のような弱々な者としてはそりゃ絋汰によしよしして欲しいもん…

第44話の絋汰、お釈迦様なのでは…

そして悪い大人に騙されてたあの子…痛々しい…なんとかならんのかね…

それにしても人間って不思議だと思う…弱者が虐げられることのない世の中を作ろうとしてまず弱者諸共一旦滅ぼそうって発想に到ることがあるわけだ…

ところで私の推し(仮)が、ついに、(仮)ではなくなった!一皮も二皮も剥けて柔らかくなった!ナイス!偉い!よくぞご無事で!ありがとう!

完走した。あの仲間、あの子もあの子も、輝いた、良かった…。捨てるほうが簡単だけど諦めて捨てなくて良かったね。やり直せる。蘇る…佳きこと…


それにしても彼と彼女はいろんな人達の過去にも光を与えた、っていうか、光に変換して未来に続く道を開いたと言うべきか…忙しいとは思うが、時々は無駄なお喋りしに来てほしい

あと私の推し(仮)改め本当に推しは、どんどん晶さんと仲良くなればなるほど私が喜ぶから頑張ってください(終)


RT https://twitter.com/yujusch/status/1394641477624467456?s=19
(↑フォロイーさんの、仮面ライダー鎧武鑑賞スレッド)

わかります。最終回まで観ると、なぜこの設定なのか納得するけど第1話の頃は情報量の多さに何だこれカオス…ってなったし鎧武

Twitterのほうでツイートした「私の推し(仮)」とは呉島貴虎のことです、
でも葛葉絋汰は別格、殿堂入り

※貴虎の役者さん、キュウレンジャーではやはり弟とバトルしてて、なんというか…そういう役が似合うね…
そういう役が似合う人ってイイネ…


…にしても、ユグドラ社のあの連中のうち、いろいろ真面目に人類のことや少しでも人的被害を少なくしたいと葛藤してくれてたのは、結局、あの私の推し(仮(当時))だけだったんじゃん


鎧武外伝の斬月/バロン、良かった…貴虎の笑顔や哀しみ…しんどいけどロマンティック…小林豊さんの強い戒斗と可愛いシャプール二役美味しい…


ふと思い出したんだけど、絋汰役の佐野岳さんもハイローに出ていらしたし、シド役の波岡一喜さんもハイローに出演されてたよね…他にもハイローって特撮の方々たくさん出てるね


(特にネタバレ注意)


仮面ライダー鎧武と仮面ライダードライブの出てくる映画、
絋汰と仲間のその後に「こうなってて欲しいなあ」と私が思っていたように、いやそれ以上に、優しくて温かい展開があって良かった。
あの人とあの人が一緒に戦う…感無量…
あの人の精神をあの人はちゃんと受け継いでる…ありがたや…
あの人をあの人が今度こそ救う…佳き…
あの人はああなっていてもあの人らしくてぶれないなあ…
などなど。
そしてめちゃめちゃカッコ良…
ドライブ君と神様の可愛いやりとり…
へえ…そうなんだ…
いろいろ面白いです

※尚、仮面ライダードライブについては最終回を含めた何箇所か観たんだけど
いいね!
チェイス可愛い





(続くかも)