私の悪夢頻度ランキング

子供の頃から今までに寝床で見た夢たち。不思議と、怖かった夢だとか、不安になった夢とかのほうをよく覚えている。
もう大人になったから、起きる直前に見た夢にその一日が引きずられるなどということはほとんどないし
夢を記憶する力も弱まっているから、起きて数分で忘れていることも多々ある。
昔は一晩に三〜四本ほどの夢を毎日、しかも色付き、味付き、で観ていた。というより、思い出せた。

子供の頃見た、インパクトのある夢って、大人になっても覚えていることが多い。

怖い夢、いやな夢の内容を、思い出すと、その時その時の自分の気にしていたことも思い出せて、
それは精神的に疲れる作業ではあるけれど、興味深くもある。

私がよく見た悪夢を頻度から見てランキングしてみた。
1位 トイレに異常がある、または見つからないなどで、用が落ち着いて足せない
2位 自分を圧迫していた親戚が、ふいに行動範囲に現れる
3位 自分の段取りがまずくて来客をきちんともてなせなくなる
4位 殺人鬼と思しき危険人物に追われている
5位 怖い生物や物質が出てきて襲ってくる。たいていは、走って逃げいていても前に進んでいない
6位 高いところから落ちる、または、落ちそうな思いをする
7位 いじめっ子が出てきて悲しい思いをさせられる
8位 道に迷う
9位 大切な人の命を誤って失くしてしまう
10位 誰かに誤解される
番外編 たまーに見る。やたらにグロテスクなものを見てしまう。

この順位はしばしば変わる。
夢って何のために見るんだろう。脳が自分にこんな夢を見せることで、何のメリットがあるというのだろう。
楽しい夢より悪夢のほうを多く見る。いや、本当は楽しい夢もたくさん見ているのだろう。でも、悪夢のほうを多く覚えているのかもしれない。
夢から醒めると、ああ、夢で良かったと思う。夢で良かった、と思うために見ているのだろうか。
人生が夢で、死ぬと醒めて、ああ、どうせ夢だったんだから気楽だったと思うために、人生はこんな感じなんだろうか。

こんなことを思ったのは、先日、「嵐にしやがれ」(※後注)で、
怖い夢を見たために、嵐の櫻井翔さんのことを怖がるようになってしまったお子さんがテレビに出てきたのを見たからだった。
結果的にはそれは番組の企画によって解決したみたいだし、視聴者の中には、それは饅頭詐欺の一種ではないかと疑う人までいて
まあそんなことはないだろうけれど
私はそんなことよりも、好きなタレントが怖れられ嫌悪される図というのを流す番組企画を、単にあまり好きにはなれなかった。

※2016年4月16日の「嵐にしやがれ」の詳細については
櫻井翔恐怖症 饅頭詐欺 代行調査 
といったキーワードで検索するとだいたい分かる。 

そのうち、一番頻繁に見ている、トイレ関連の夢を、記録した記事を書こうかと思っている。
関連記事:「トイレ」で自分のついーとをまとめ集めたメモ(結構多い) http://d.hatena.ne.jp/mottiii/20150824#1440382599