東日本大震災の5年の節目なので様々な報道や言論を目にする。
今日この日は、大切な人が犠牲になった方々にとって鎮魂の日なので
ともかく政治利用や商売利用にしてもらいたくないと思う。
国、とか、電力会社、とか、そういう何か叩きやすいものをこの機に乗じて叩く派を目にする。それはいやだ。
人々と切り離されてあるわけじゃない。
公共サービスの裏には人々の地道な働きがあり、人々が作った仕組みがある。
電気はこのネット発信活動を含め様々な人間の営みを支えていて
経済は復興の為に必須で
何が絶対善で、何が絶対悪だ、と単純に断じ切れるような話ではないのだった。
3月11日に限らず、常に「いま味わえていることは、当たり前のことではない」を胸に備えていることが大切。
恐怖を煽ったり、デマを流したりするのは言語道断、
現実に即して立ち上がって歩き出している人たちの邪魔にしかならない。