「福島は安全なんですか」って言われてそんなざっくり安全ですとか一言では

※後日追記

東日本大震災以来の様々な言説を眺めているだけでも、「反原発」を声高に掲げるイデオロギーな人々が
いかに「それいったい誰得なんだ?」な言動をしていることが目につき過ぎる。
たとえば、その日が被災地の鎮魂の時であることや地元の人々の心情を酌まずに、震災の周年の日に大々的にうるさいデモを繰り広げたり
東日本がまるで恐ろしい場所かのように喧伝して、それを原発反対運動や不安商法に利用するなど。

そこにうまく巻き込まれているのが、有害物質毛嫌い派とも、過剰な自然崇拝派ともいえる、エコ大好きな人々。
放射性物質にせよ、農薬にせよ、なんでも、量と時間という程度の問題だという頭がないものだから、一ミリでも忌避したいという、迷信にとらわれたようになり
その「怖いもの」(本当はそこまで害でもない量のもの)を避けよう、避けさせよう、というこだわりが、被災地を傷つけたり、差別を生んだり、子供に誤った見方を植え付けたり、風評被害を広げたりする。

私なんか、あの事故以来、ずっと関東に住んで、東北(福島含む)産のお米も野菜もお魚も牛乳も、食べてるけれど鼻血も出ないし健康だよ。
検査を通って安全が確保されているものを食べて応援して何がいけないのだろう。それすら危険だという人々のほうが危険ではないのか。

塩だって水だって、摂り過ぎれば毒になる。
なんでも自然が一番安全だと思っているその人々が住んでいる土地にだって、
自然放射線は地面からも天からもやってきている。
福島などよりも高い線量の場所もある。大陸から核実験の放射性物質が来ている場所もある。
遺伝がどうとか、結婚したくないとか、そういうことを、では原爆被爆地の人々にも言うのだろうか。

当時の自アカや鍵アカ等の呟きまとめ:

・友達のご家族が住んでいたり、尊敬する素敵なついったらさんが何人かご出身だったりするので
福島がdisられてると悲しい。もちろん私は部外者だけど、そんなにたいした力にはなれないけど、
せめて足をひっぱることはしたくない。

東京電力さんには好きなひとたちが何人か関わっているので、東電をただ叩けばいいと思わされている人たちを見るとかなしい。叩かれながらも懸命に安定電力を供給しようとして仕事しているインフラに唾するなんてねえ。
「電気は足りてる」と宣伝する人々は、その言葉が電気のおかげで送られていることや、「経済なんて重要じゃない」と言う人々は、その経済がどれほど人の命を救っていることや、あれやこれや考えているだろうか。

・そんなこんなな私が「福島は安全なんですか」って言われてそんなざっくり安全ですとか一言ではリプライできなかったから
私みたいな主婦ごときが三年足らずで集めた情報などをもとに現時点で布団の中からお返事したことの、
抜粋。

不安を煽ることで政治や商売をなりたたせる人々もいて、それを鵜呑みにしてるクラスタがいて風評やデマを何巡もさせて被災地の復興の妨げになってる様子を垣間見ると憤りを感じます。/放射線の専門家、理学博士のこちらのかたをおすすめ。 http://twilog.org/117gogo

EM菌が被曝に効くとかの怪しい療法デマや自然と人工の放射能は違うなんていうのも迷信です。「検証 大震災の予言・陰謀論」参考にどうぞ http://t.co/sNJKQMsmFH

「身体に悪そうなものが微塵も存在しない」の意味なら、そんな地上は存在しないです。穢れの感覚で福島を避けて更に自然放射線量の高い土地に引っ越したり、検査された東北の産物より安全基準のあやしい輸入品を有り難がってみたりと、結局、イメージで忌避されてるんです

「フクシマ」とカタカナ呼びする人は、反核に絡めとろうとする派の影響を受けてると思われますから。現状の福島が悲惨だと思わせておくほうが都合がいい派もいますから。遺伝子に影響なんてないので結婚差別もされるべきじゃないですし