読書メモ『四つの約束』

『四つの約束』(ドン・ミゲル・ルイス)

読みやすくて良かった。
ひととおり読んだ現時点での、特に感銘を受けたことの抜き書きと、自分の中のまとめをメモ。

・人生は夢。
どんな夢を見て過ごすべきか。それを社会は子どもの頃から人に教え込み、
それゆえ人は自分で自分を罰してしまう。一度の過ちで一度だけ罰するのではなくて何回も、自分で自分を罰してしまう。そうすべきと教えられたから。
でも、
本当に見たい夢、見て幸せになれる夢の見方をするためには、
自分本来のことを愛する(他人を愛する、世界を愛する)。
生命というもの、それが創造主、神。光は、生命を伝えるもの。全てのものは、光を反射する鏡。

・人の本来のありのままは、光であり、愛である。自分を愛することと他人を愛することは同じ。それが本当にやりたいこと。
でも雲に覆われてそれが見えなくなっている。本当の自分や本当の世界が見えなくなっている。でも本当は光であって、愛である、神だから。生命だから。
そういう意味でのありのままの自分を受け入れる愛を忘れ、他人に受け入れられるためのことに神経をすり減らしてしまうから苦しくなる。

・人が自分にしてくる評価の良いも悪いも、自分のこととして受け取らないでいればよい。(その人自身の問題であって自分の問題ではないから)
余計な思い込みを排する。自分の心の中の声さえも、自分のこととして受け取らないようにする。客観性。

・人を変えようとすることが愛なのではなくて、人をありのまま受け入れることが愛。人が変わるとしたら、その人が変わりたくて自ら変わる。

・子どもは、愛することをこわがらないし、過去を恥じることも未来を恐れることもしない。これが本来の姿。これを取り戻すことが幸せ。自分を縛っているものは何かに気づくことが大事。自分の目を曇らせていることが何かに気づくことが大事。それによって、自分や他者を許すことができる。

・こうして自分(他人、世界)のありのまま(生命の光、愛)を許し、受け入れ、愛する。それを行動に移す。できる限りのベストをそこに尽くす。ベストを尽くすことが楽しいから尽くすのであって、ひとに褒められたいからじゃない。
そうしてこの世という夢を自分の見たいものにすれば、それにそむくようなことに煩わされない。
地獄のような状況でも心の中に天国が生じる。地獄のような夢をみて過ごすか天国のような夢を見て過ごすか、それは自分が選ぶことができる。死によって、借りているものを全て返すときにこの智慧で自由になれる。本来のありのままの状態は完全で、自分も他人も裁く必要がなく、尊重される。
これが愛であり、愛のなかにいるということが幸せであって、これが本来の自分であり他人である。

「この地上で人間だけが、同じ間違いに対して、何回も何回も償いをする。」「信念が苦しみを作り出す」

「(なにごとも)自分のこととして受け取らないこと」「物事を自分のものとして受け取ると、自分の信念を守ろう反応して、葛藤を作り出す」

「過去の夢に生きれば、現在、ただいまの夢を楽しむことができない」「愛し、楽しみ、自分の愛を分かち合う権利を持って生まれてくる。」「神があなたを通して現れているからだ。あなたの存在自体が、神の存在を証明している」

「この地上で人間だけが、同じ間違いに対して、何回も何回も償いをする。」「信念が苦しみを作り出す」

「(なにごとも)自分のこととして受け取らないこと」「物事を自分のものとして受け取ると、自分の信念を守ろう反応して、葛藤を作り出す」

「過去の夢に生きれば、現在、ただいまの夢を楽しむことができない」「愛し、楽しみ、自分の愛を分かち合う権利を持って生まれてくる。」「神があなたを通して現れているからだ。あなたの存在自体が、神の存在を証明している」